午後になって作業を切り上げて、踏切近くの「おかみ茶屋」へ向かうと、
今日はこれから企画展の作品の「アートガイド」をするよ、とのことで付いていくことに。
1日に2回とのことですが、午前と午後でまわる場所が違うようです。
※「新城市企画展」の各イベントは、それぞれ開催日が限定されています。「きてみん!奥三河」のサイトにてよくご確認ください。
ちなみに今年も各旅館の受付で押してもらえるスタンプを集めて
温泉入浴券がプレゼントされる企画が行われています。
「湯の風 HAZU」では、エントランスの他に
川を臨む気持ちのいいギャラリースペースでも展示が行われていました。
「ゆかわ」でガイドをされる土屋さん(左側)。
学生さんとのことですが、
多くの作品とその内容、制作手順などを
ほとんど淀みなくすらすらと解説されていました。
すごい。。
(前夜眠れなかったまま来ていた私は、この日急に自分の作品を解説することになってもうまく話すことが出来ず散々たるものでした…。)
こちらは「翠明」の別館の利修庵の2階。
紙谷さんが建物いっぱい使って展示されていました。
それにしても駅から歩いて通るたびに見ていた建物の中に、
こんなお座敷があったとは!
あちこちを周り作品を鑑賞する一方で、
いろんな佇まいの旅館があり「こちらの旅館もいいな」と
行く先、行く先で目移りしてしまいます。
イベントの情報ステーションの一つになっている「おかみ茶屋」では、
「手づくりチャレンジ」というアートやクラフトが気軽に体験できるワークショップのうち、
「吊るし雛を作ろう」「タイルアート体験」が開かれていました。
縫いものでできるものに興味があったので、吊るし雛を作ってみることにしました。
こちらで作れるのは、上のようなコノハズクと桃です。
私は桃にチャレンジ。
カットされている小さな布を手順を教わったり、
見本を見せてもらったりしながら縫い合わせて綿を詰めます。
出来上がった吊るし雛はスタッフの方が紐につなげていきます。
ひな祭りまで休日である火曜を除いて毎日行われるそうです。
普段細い糸ばかり使っているからか(?)ついつい縫い目が細かくなり、意外と時間がかかりました。
ちょうど2人の年配の女性が制作されているところに居合わせたのですが、近所の方なのかそれとも観光で来られたお客さんなのか…、訊ねないとわからないほど熱中されて溶け込まれていたのには驚きました。
私自身にとっても、縫いものが好きという人たちのおしゃべりを聞きながら手を動かして作る時間はとても楽しかったです。
帰り道、駅のホームから見える梅の木を撮ってみました。
日が長くなって陽射しもあたたかく感じられるようになってきましたが、
花が咲くのはもう少し先みたいです。
寒波の到来が話題になっていますが、カレンダーを見てみれば、次の週末には立春なんですね。
そして今年も2月から湯谷温泉の大駐車場の舞台で花祭りが始まります。
2012-01-29
2011-02-12
立春から雨水へ(前篇)/現地制作3th
立春を迎えたもののまだまだ寒さが厳しく、
なかなか春を感じるのが難しいですね。
そんな建国記念日の祝日と日曜日に挟まれた2月の土曜日。
2月11日より3月14日まで湯谷温泉郷一帯にて行われる
「きてみん!奥三河 アートの森」の企画展がオープンしたので、
制作を兼ねて飯田線に乗りました。
途中下車した本長篠駅で、新しいポスターを発見。
湯谷温泉駅を降りてさっそく振り返ると、
木造の駅舎に続く大きな建物にこんな作品がお目見えしていました。
ちなみにこちら、もともとは旧鳳来寺鉄道の旅館だったそうです。
道で出会う人に向けて、
鳳来寺山のコノハズクの「ブッ・ポー・ソー(仏法僧)」という啼き声と
羽をひろげるしぐさをパフォーマンスをする方たちに出会いました。
花祭り開催の土曜日と重なっているためか、
地元の方だけではなく、観光に来ているお客さんや作家、事務局の方たち…
と人や車通りが多く、平日とは印象が違うように感じました。
いろんな方が行き交う通りを抜けて
屋外作品と花祭りの舞庭(まいど)が特設されている大駐車場へ。
本日の制作を始めました。
先月からちょうど1ヶ月経ったところです。
先月にひっかかっていた枯れ葉が、そのままカラカラになって残っていました。
冬の寒さを越えるうちに葉がすっかり落ちて、
廃木の周りを這っている蔓の枝だけが透けてよく見えます。
今日はいつもより少なめの時間で切り上げて、
各旅館やまちなかに展示されている企画展の作品を観に向かいました。
ひな祭りがもうすぐのため、
また、旅館の中での展示と言っても、ロビーや待ち合いでなので、
宿泊していなくても観ることができます。
さまざまな作品を観られるだけではなく、
いろんな旅館を多く覗くことができる良い機会ではないでしょうか。
旅館ごとによって異なる雰囲気やおもてなしの空間をしっかり感じられますよ。
(後篇につづく)
なかなか春を感じるのが難しいですね。
そんな建国記念日の祝日と日曜日に挟まれた2月の土曜日。
2月11日より3月14日まで湯谷温泉郷一帯にて行われる
「きてみん!奥三河 アートの森」の企画展がオープンしたので、
制作を兼ねて飯田線に乗りました。
各旅館、ホテル、足湯広場、駅舎、駅前空き地…といった
「まちなか」でアート作品を展示するほか、
クラシックやポップスの音楽演奏、
途中下車した本長篠駅で、新しいポスターを発見。
湯谷温泉駅を降りてさっそく振り返ると、
木造の駅舎に続く大きな建物にこんな作品がお目見えしていました。
ちなみにこちら、もともとは旧鳳来寺鉄道の旅館だったそうです。
道で出会う人に向けて、
鳳来寺山のコノハズクの「ブッ・ポー・ソー(仏法僧)」という啼き声と
羽をひろげるしぐさをパフォーマンスをする方たちに出会いました。
花祭り開催の土曜日と重なっているためか、
地元の方だけではなく、観光に来ているお客さんや作家、事務局の方たち…
と人や車通りが多く、平日とは印象が違うように感じました。
いろんな方が行き交う通りを抜けて
屋外作品と花祭りの舞庭(まいど)が特設されている大駐車場へ。
本日の制作を始めました。
先月からちょうど1ヶ月経ったところです。
先月にひっかかっていた枯れ葉が、そのままカラカラになって残っていました。
冬の寒さを越えるうちに葉がすっかり落ちて、
廃木の周りを這っている蔓の枝だけが透けてよく見えます。
この枝たちは枯れているのでしょうか。
それとも眠っているだけなのでしょうか。
今日はいつもより少なめの時間で切り上げて、
各旅館やまちなかに展示されている企画展の作品を観に向かいました。
ひな祭りがもうすぐのため、
あちこちにひな人形も飾られていて、春らしい雰囲気です。
(写真は「おかみ茶屋」にて)
また、旅館の中での展示と言っても、ロビーや待ち合いでなので、
宿泊していなくても観ることができます。
さまざまな作品を観られるだけではなく、
いろんな旅館を多く覗くことができる良い機会ではないでしょうか。
旅館ごとによって異なる雰囲気やおもてなしの空間をしっかり感じられますよ。
(後篇につづく)
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